中国・四川大地震を受け、日本の旅行各社は14日、相次いで四川省などへのツアー中止を決めた。チベット暴動の余波がようやく収まりつつあっただけに、各社とも「再開は当面先になるだろう」と頭を痛めている。被災地周辺は世界遺産となっている九寨溝(きゅうさいこう)などの景勝地が多く、中高年を中心に人気が高い。
読売旅行はチベット暴動以来中止していたツアーを16日から再開予定だったが月末まですべてキャンセル。約230人が申し込んでおり、返金や旅行先の変更で対応した。エイチ・アイ・エスは今月末まで、近畿日本ツーリストも23日まで中止を決めた。
JTBも今月末までツアーを見合わせる。情勢をみて再開を検討するが、広報担当者は「安全に旅行できることが大切。被災地は混乱が続き、十分な対応ができるか分からない状況のようだ」と話している。